少し前に「kizuna」という記事を書いた時、コメントで「ヘイズのちょっといい話を思い出したのでまた」と言いましたがそれきり忘れてました。皆さんも全く覚えてないと思いますが!
今日は一日冷たい雨が降ってました。そしたらふと思い出したのでこれを機に。
これも何だかちょっとあったまるお話です。
The Schoolmaster's Tale (by Susan M.M) <FF>
とある小さな学校。各学年の子供達を見ている白髪混じりの先生。授業を終えた子供達は帰ろうとしますが、外は大雨。雨が小降りになるまでお話をしてとねだる子供達に、先生は尋ねます。
「みんなは地獄の穴を率いたハンニバル・ヘイズとキッド・カーリーという悪党を知っているかい?」
頷く子供達。
「じゃあ彼らが同じ金を二度盗んだ話は知ってるかな?」
そして先生のお話が始まります…。
地獄の穴一味は銀行を襲った後捜索隊に追われ、ある一軒家に逃げ込みます。そこには小さな5人の子供と黒人の母親メヒタベルがいました。彼女は彼らが悪党だとわかりますが、リンドの銀行を襲ったと聞いて捜索隊をやり過ごすのに協力します。捜索隊をまいた後一味はアジトへと戻りますが、撃たれたキッドを看病する為ヘイズは残ると言います。メヒタベルは難色を示しますが、父親を亡くした一家の為に農場の刈入れを手伝うからと申し出て、キッドが回復するまで滞在することになります。メヒタベルのリンドに対する嫌悪感は、借金の返済にまつわる不正から来るものでした。字が読めないのをいいことに、返済が滞っていると言って彼女達を追い出そうとしているのです。ヘイズは世話になった彼女に金を渡そうとしますが、彼女は盗んだ金は受け取れないと拒みます。キッドが快方に向かった頃、リンドの使いの保安官から今日中に金を返さないと出て行ってもらうと言われます。メヒタベルはやむを得ずヘイズの好意を受け取ることにし、無事借金を全額返済します。一足先に家を出たヘイズとキッドは、リンドと保安官が集金から戻る道で待ち伏せしてホールドアップ。メヒタベルに「貸した」金を見事に取り返すのでした…。



